1人ランチ、こんな時あなたなら行くそれとも行かない?
早速来ました選択の時、前に進むか、後ろへ戻るべきか。
1週間ほど前の事ですが、友人と近くの蕎麦料理処萱さんでランチをすることになりました。シンプルなお洋服が好きな彼女に合わせて何を着ていこうかワクワクしながら楽しみにしていました。
歩いて行ける場所なので買ってから一度も着ていなかったガウンコートの出番がやっと来たのです。
コートとスキニーデニムとこげ茶色のブーツとの相性が上手くまとまり満足。あとは当日を楽しみに待つのみでした。
ところが待ち合わせの時間になっても彼女は来ない。日にちや時間を間違えたのか何度も確認。
電話をしてもかからない。メッセージの返事もない、おかしい!と思った頃やっと彼女から電話がきました。
「前日の大寒波の影響で水道管のトラブルでてんてこ舞いでランチに行けなくなった事を伝えたつもりが伝えていなかった事に今気付いた」と誤りの電話でした。
寒い中30分も待った
頑張った私がいる
このまま帰る事も出来る。だけど頑張った私にご褒美あげても良いよね。
お蕎麦を食べる?食べない?
こんな時、紫野さんだったらどうするだろう。
きっと1人でも「食べる」を選択するだろうと思い。よし!それなら私も、と
迷った結果1人でも食べる!と決断しました。
お店の中に入ったら、ご近所の奥様が働いていて出迎えしてくれました。そしてつい「急に連れが来れなくなって1人だけど良いですか?」
言い訳している私がいました。
「それなら、特等席にご案内致します」と返してくれた言葉にほっと癒されました。
お店は茅葺き屋根の古民家風の建物
彼女は「店内なかなか温まらなくて、寒くないですか?」と膝掛けを用意してくれました。彼女の温かい心遣いに感動しました。
席に着いたら1人で食事なんて寂しくないか、恥ずかしくないか、などの思いは消えました。むしろ何が始まるのかわくわくを楽しんでいました。
どんなお客様が来るのかな?
どんな料理が出てくるのかなあ?
わくわくしかありません。
美味しい料理、1人で来た喜び
いつも昼食はトースト1枚で済ませている。今日は思いがけなくデザートまでついて豪華なランチセットを堪能する事が出来ました。
過去の私だったら友人が来れなかったのならば、帰る選択しかしなかっただろう。
前に進むぞと決断した勇気、そして知らない世界を知れて満足しながら家路に帰る1人ランチ体験でした。
安全な自分に戻るより、前に進む事で見た事のない景色を見ることが出来ました。