お客様の心の声をきちんと聴いてあげられるのが、私達リアル店の強みだと思います。

お客様の心の声を拾えきれていなかった結果、返品されたスニーカーがあります。

お買い上げいただいたはずのスニーカーが何故か売り場にありました。

最近返品ってほとんどないのですが、どうして返品になっちゃったのかな。

返品はダメな事ではありません。ちゃんと理由があればレシートと共に一週間以内、商品のタグが付いていて次のお客様が安心してお買い上げいただける新品状態なら問題ありません。

このスニーカーをお買い上げ頂いたお客様は80代の女性です。

「明日履くスニーカーが欲しい」とご来店。

明日何がありますか?どんなご予定ですか?。。。

サイズは?「23センチ」

以前ご来店の時に気になるスニーカーがあったようです。そちらをお目当てにご来店いただきました。

しかし、お目当てのスニーカーが小さくて履けません。私は他にスニーカーがないか探しました。

色々履いていただいた結果。「これなら楽だ!これにする!」と黒のスニーカーに決断していただきました。

お値段が少し高価ですがよろしいですか?。。。

私の声小さいらしくお客様に伝わる言葉と伝わらない言葉があるようでした。

お会計をスタッフに頼み、私は午後別のお客様との約束がありましたのでその場から離れました。

午後の仕事を済ませて店内を眺めていたらあのスニーカーが目に飛び込んで来ました。

えっ‼️どうして?

スタッフに理由を聞いたらスニーカーではなくて他の履きやすい靴に交換したそうです。

私の心の矢印が忙しいを理由にお客様に向いていなかったのかな?

私が忙しくてもお客様には関係ないですよね。

お客様は明日履く靴が欲しかっただけです。その心の声をきちんと聴いていなかった結果が返品という形になってしまったのです。

今、ネットでなんでも買える時代にふじやで商品を購入して下さる。店に足を運んで下さるお客様の心の声をきちんと聴いてあげられるのが私達リアル店の強みだと思います。

とても残念な結果になってしまいましたが今回の接客を反省し、楽しいコミュニケーション接客を心がけて頑張りたいと思います。