子供達から学んだ。今、大人達が皆んなで考えて知恵を出すと言うこと。
7月21日に戸倉上山田中学校、2学年10名が体験学習の為にふじやに来てくれました。毎年恒例のあーあれね!挨拶の仕方、店内掃除の仕方、プレゼント用の包装の仕方などを教えて2日間楽しく過ごす。緊張するのは中学生だけ。私はほとんど緊張もせず楽しく過ごして終わっていた体験学習。
今年は新型コロナウィルスの影響で体験学習も取り組み方が変わり、20分ほどでふじやってどんなお店?を説明する事に。短時間で中学生に分かりやすく伝える為に社長は色々考えた結果スライドを使り説明しました。その苦労の結果中学生からはとてもわかりやすくて良かったと感想を頂きました。
8月26日(水)中学生達が体験学習から得た事をまとめてポスターセッションをすると言う事で、昨日そのセッションにご招待頂きました。私達は子供達の感想を聞くだけ。受身の状態で良いんだと勝手に思い込みとっても気楽な気持ちで3人で出向いて行きました。
廊下には私達の写真が飾られていました。
恥ずかしいじゃありませんか!私家庭科以外全教科苦手ってちゃんと言った通りの事書いてあって💦
ポスターセッションとは
子供達が行った事業所先で学んだ事を、それぞれが2m近くもある白い大きな紙にタイトルを付けて感じた事をまとめてそれを発表する。
ポスターセッションを聞いていて感じた事は、中学生がこれからの地域活性化について考えているという事。つい2年前まで小学生だった子供達が、社会の事、戸倉上山田温泉の事を考えていてくれていることに私は感動しました。
戸倉駅にこんな写真があります。
50年前の上山田温泉に芸妓さんが380名もいただなんて凄くありませんか?こんなに温泉が盛んだったんだと思うと、今はどうしてしまったのか?
新型コロナウィルスがきっかけで時が止まり、人が止まり、社会が止まってしまいました。
今回コロナウイルスは私達に何を学べと訴えているのか?これから必要とされている事、そして本当に必要な事だけが少しずつ動き始めていると思います。それに気付いた大人たちは動き始めていると思います。その動いている大人達を子供達は見ていることに気がつきました。
最後に体育館で120名の学生の前で感想を1人ずつ述べる場面がありました。思いもよらない出来事だったので凄く緊張しました。人前で何かを話す事がこんなにも緊張する事を学びました。
いつも同じ事をやっていてはだめ、いつもと違う事をして少しの緊張感や刺激がないと新しい発想は思い浮かばない。
子供達の発表の言葉の中に「将来を考えて今行動する。」「自ら発信する。」とありました。中学生のこの言葉に感動し、私は中学生に学ばされました。今後この若さの大きなパワーを、近い将来見る時が来るだろうと思うと今からワクワクします。
ただ行って感想を聞いてくるだけ!って気楽に思っていた事がこんなにも私に刺激と学びをプレゼントしてくれたことに感謝します。
戸倉上山田中学校の2年生、そして先生方ありがとうございました。
さて、私はどう行動しようか?