200チクマ!?謎の商品券の正体は繋ぐために必要なツールだった!

今、おばあちゃんたちはなかなかお店に出て来れません。それはコロナウィルス感染を警戒しての他に、交通手段がないと言うのも出てこれない原因となっています。

そんな中昨日は東京からやってこられたご家族と一緒に久しぶりにお店に来てくれたお馴染みさんがらっしゃいます。

昨日の午前中は戸倉上山田温泉に泊まった旅行客が4人で寄ってくれたり、この春小学校に入学するお子さんがご家族で訪れたりと、ワイワイしていました。

そこでこのお馴染みさんが、初めて目にする商品券を出してきました。

千曲市のキャラクター「あん姫」が載っているので千曲市から出たものだと言うことは一目瞭然。

ですが200チクマ!?

お馴染みさんから出されたものなので、使えるのだとは思いましたが、戸倉上山田商工会とも記載されてあったので念のため担当に電話して聞くと、

千曲市社会福祉協議会が発行した物だと分かりました。そしてこの謎の単位「チクマ」は「円」だと言うことも判明しました。(笑)

そこでめでたくお財布の中で眠っていたこちらの商品券を消費することができました。

それが、めでたくでもなかったんです。閉店後この商品券の事を調べてみると「地域支え合い事業つなぐ」と記載されている通り、1人では動けない高齢者と、その方たちを支えたい人たちを繋ぐためのツールだという事も分りました。

最初からこのことがわかっていれば、このお馴染みさんに「200チクマ」商品券の趣旨を説明する事で、本来持つこの券の役割を理解した上で使っていただけたのになぁって残念に思いました。

そしてそこには、手助けしたい人がその力を発揮できたのにな〜って。

知らないって事は悪ですね。

でも今回この商品券発行の意味を知ることができたので良しとします。なのでこの商品券を持ってる方は自分ができないことをどんどん頼っていただき、その代償に商品券をいただいた方はふじやだけではなく商工会の会員になってるお店でしたらどこでもお使いいただけますからお買い物の足しにしていただければなって思います。

もっと情報をしっかりキャッチしないといけないなぁ~

以下は千曲市社会福祉協議会フェイッッスブックより

地域支えあい事業「つなぐ」 助っ人会員募集中☆

~つなぐ事業とは~
「住民の 住民による 住民のための活動」
普段の暮らしの中のちょっとした困りごとを、ご近所付き合いの延長で解決していく登録制の事業。手助けを必要とする側もお手伝いする側も地域の住民!
お礼は地域の商店街で使える通貨券(ちくま券)を利用します。

☆お手伝いをする人(助っ人会員)
 ・何か地域貢献がしたい!
 ・退職して時間がある
 ・一人暮らしのお隣さんが心配  などなど
「何か手伝えることがあればしたいけど、どんなことをするんだろう」「自分にできることがあるのかな」等、ご相談ください。手助けを必要とする人(つなぐ会員)へ社協がおつなぎします!
≪支援の様子≫
 ゴミ出し・・・Aさんの場合
 朝、通勤前に同じ地区に住む一人暮らしの女性の家に寄り、玄関に出してあるゴミとちくま券を受け取って行きます。

☆手助けを必要とする人(つなぐ会員)
 (75歳以上の一人暮らし高齢者等)
 ≪支援内容≫
 ①日常の買い物  ②重い荷物を運ぶ等の力仕事
 ③外出時の支援  ④通院等の付添
 ⑤雪かき(家に出入りできる程度)
 ⑥ゴミ出し    ⑦その他日常の支援
 ※自家用車を使用した手助けは本事業の対象外。

【問合せ】
 千曲市ボランティア・市民活動交流センター
 (TEL:026-276-2687) 

投稿者プロフィール

小林 健二
小林 健二
長野県千曲市のセレクトショップ「ファションプラザふじや」三代目社長・小林健二、人呼んで「健ちゃん」です!お客様との楽しい日常やファッションのこと、健二の思いを綴ります^^ 日々の息抜きにどうぞお立ち寄りください♪