昨日は親父の命日でした。

親父が生きていたらちょうど89歳。そして計ったようにふじやも89周年。すごいなぁ、共に歩んできたんですね。

だからかな、親父が亡くなった時も紳士のオーダースーツ会やお客様とのクリスマスパーティーが予定されていましたが、親父はその合間を縫ったようにあの世に行きました。

当時は楽しみにしているお客様にご迷惑をかけてはいけないと心配をしていましたが、何一つ変更なくすべて実施することができました。さすが親父！店のことを思ってくれていたんだなって感謝したほどです。

あれから3年が経ち今回はコロナウィルスに感染したために1週間店を休みました。この1週間はかなり大きいことではありますが長い歴史の中で見れば89年の中の1週間です。ずっと走り続けてきから少し休んだらどうだいって親父が仕向けたのかもしれません。

それに、展示会を一緒に盛り上げてくださったお客様、イシロヨウコさん、ミユキちゃんにもそして家族にも感染させる事はなく済みました。

この全てが親父が仕向けてくれた事なんじゃないかなって、そんなふうに思うんです。

親父のいとこのおばちゃんが仏壇にたむけてとお菓子を買ってきてくれました。

自宅待機の一週間は忘れていたけれども久しぶりに親父に手を合わせました。

親父とじいちゃん、ばあちゃんそして兄ちゃんが見守ってくれているんだなぁと思うと気持ちが軽くなります。

毎日見守ってくれてありがとう。

昨日は親父の命日でした。