お父さんの形見が偶然にも私の元に来ることになったのです。

一昨日、沢山の頂き物をしましたが同じ日、少しニュアンスの違うものをいただいたのです。こちらの筆です。

形見の筆をいただいてきたんです。

友人のお父さんが亡くなりました。その友人は去年の6月にアニキ塾で出会った人です。

リーダーとして塾の開催を決め人集めも中心になって行っていました!

それだけでもすごい決意と勇気なのに、卒塾するまでの6ヶ月間私たちのまとめ役としてご尽力いただきました。

責任感が強くて自分よりも仲間を優先する人です。なのでリーダーゆえに私とは比べ物ならない程の体力と気力を使い困難なことも多かったのを知っています。

数ヶ月前、アニキ塾を卒塾して久しぶりに会った彼は曇りがなくすっきり爽やかな二枚目でした。

お葬式場でも彼はあの時と同じ様にすっきり爽やかな二枚目でした。

お焼香が終わり向かった先にお父さんの思い出の品が並ばれていました。習字を教えてらっしゃたのか、ご家族の集合写真と共に「書」が飾られていたり筆が何十本も置かれていました。

そこには「故人が使った筆です。お持ち帰りいただきお使いください」と書いてありました。その内の一本を手に取ると誤って床に落としてしまったんです。

慌てて拾いながら、この筆、俺にもらってもらいたいんだと感じました。

よく見ると「一本筋が通っている」筆でした。

お父さんの形見が偶然にも私の元に来ることになったのです。

この筆、正月に干支の文字を筆で書いてウインドーに飾るのですが、その時に使わせていただきます。

来年は「卯」です。

お父さんのご冥福をお祈り申し上げます。

正月の恒例行事

アニキ塾と私

投稿者プロフィール

小林 健二
小林 健二
長野県千曲市のセレクトショップ「ファションプラザふじや」三代目社長・小林健二、人呼んで「健ちゃん」です!お客様との楽しい日常やファッションのこと、健二の思いを綴ります^^ 日々の息抜きにどうぞお立ち寄りください♪