この笑顔を見るためにふじやの存在価値があるんだなってことに気づかされました。

昨日までサマーセールを行っていましたが去年の今頃に比べると大変多くのお客様が来てくださいました。

先日のブログでサマーセールをする意味を書きました。「コロナ禍でも楽しみを持ってもらいたい」そんな趣旨でサマーセールを行うとお伝えしましたが、結果はいつも支えてくださっているお馴染みさんと今までコロナ自粛のために家から出られなかった方たちとお会いできたのでお客様も私たちも相互に良かったと思います。

そしてさらにお店としてやるべきことも明確に見えました。それは長年支えてくださったお馴染みさんと新たなお馴染みさんになった80代近い活動的な女性客が身に付けてときめくような洋服、バック、靴などを再び取り揃えていこうと決心がつきました。

今この年代の方たちは洋服を買う場所お店がなくて困っています。それは今まで電車に乗って長野市まで行っていたお客様たちがこの1年間で私たちのお馴染みさんになってくださった事からも頷けます。

洋服は年齢ではくくれません。80代の方でもセイコ店長の着ている洋服を着こなしてしまう方もいらっしゃいます。つまりこの方たちがふじやに求めている洋服は「デザインが良くて質感が良くそして着心地が良い」そんな洋服です。

もともとこの年代の洋服は多数取り扱っていましたがコロナ禍でお客様の数が減りそれに伴ってメーカーも大分無くなりました。ですからそこの部分をより充実させる事は難しいことではありますがそれでも久しぶりに出てきて下さり洋服選びを楽しんで下さったお客様の顔を見たらやっぱりこの笑顔を見るためにふじやの存在価値があるんだなってことに気づかされました。

そのお客様たちがいる限りそしてご用意できる洋服がある限りがんばってみます。

この年代の方たちの洋服の一部です。