迷惑な商品が届いた事が今後のことを考える良いきっかけになりました。

日中1人で家に居る母は当たり前のように電話に出ますが、その電話の在り方について考る出来事がありました。

このブログを読んでいる方の中にも高齢のご両親が電話に出て迷惑な商法に巻き込まれて困っていると言う方も大勢いらっしゃると思うので昨日起こった出来事をぜひ聞いて頂き一緒に考えてほしいと思います。

博多の通販化粧品らしき会社から母宛の商品が届いたんです。箱には「お試しセット」と書いてありましたが代金の1980円は後から振り込む仕組みになっているようです。

箱の裏を見ると返品方法などがこと細かに記してありました。

最初から返品を予想している事から商品を送りつけて売る商法だとすぐにぴんときました。

早速箱に書かれた番号に電話をするとオペレーターの女性に繋がりました。オペレーターの女性の受け答えは丁寧でした。返品係に伝え折り返し電話すると言うことで待っていると数分後に返品係の男性から電話がありました。

母が高齢で頼んだ事も覚えていない。返品可能商品と書いてあったので返品方法を教えて欲しいと訴えると返ってきた答えが「安いもんですからどうぞ使ってください」・・・

何を根拠に見ず知らずの会社にそして本人が欲しがってもいない商品に対して代金を払わなければならないのでしょうか。「使わないのですぐに送り返します」と答えると、記載してある住所に送ってくださいと言われました。細かく聞こうとすると返品されたものに関しては事細かに確認しないとの事。

元をたどれば電話で誘導されるがままにに送ってくれと答えた母が悪い!でも同じように頼んだ事を忘れてしまった商品にびっくりして電話をかけるお年寄りに対してこの会社はいつもこういった対応をしているんだと思いました。

結局嫌な思いをして更にはこちら持ちの送料で送るんですから何一ついいことはありません。

ただこの出来事をきっかけにこれからの母と電話のあり方について考える良い機会になりました。

とりあえず母が電話に出なければいいのです。少しずつ物忘れがひどくなって来ているので、電話を受けた事自体忘れてしまうそんな状態ですからよく知ってる人に対しては事情を話してお店か私の携帯に電話をしてもらうように頼むことにします。

私と同じような悩みを持っているご家庭も多いはずです。今日のブログが今後の親の事を考えるきっかけになったらいいな〜。

投稿者プロフィール

小林 健二
小林 健二
長野県千曲市のセレクトショップ「ファションプラザふじや」三代目社長・小林健二、人呼んで「健ちゃん」です!お客様との楽しい日常やファッションのこと、健二の思いを綴ります^^ 日々の息抜きにどうぞお立ち寄りください♪