もうすぐ母の日だから。

母はりんご農家の長女として生まれ弟2人と長野市豊野の大倉で育ちました。

なぜふじやに嫁いだのか。

それは結婚するんだったら絶対に農家以外の家に嫁ぎたいと願っていたそうです。

夢が叶いふじやに嫁ぎました。

ですから、ずっと幸せに感じて生きて来たんだと思います。母の不平不満を聞いた記憶は1度もありません。もちろん、後ろ向きな言葉も。前向きな人です。

これから起きる未来への不安や過去起きたことへの不満も有りません。「今」だけに幸せを感じていたんだと思います

だから「今」も施設に入所することに関しても不満をみせるどころか全て受け入れてくれています。

もちろん認知症も手伝っているのかもしれませんが、母の生き方が認知症を呼んだのかもしれません。

昨日、施設から内科に連れ出した車の中での会話です。

今やりたい事ある？ない。

食べたいものある？ない。

行きたい事ある？ない。

すべてないと答えるんです。

「今が楽しければいいんだよね」と聞くと、「そうだよ」と返って来ました。母らしい。

何もいらないと答えた母に、それでもと途中でケーキを買って店の事務所で食べました。

「甘〜い♪」と、まるで子供のようでした。

今度会えるのは歯医者さんに連れ出す時。またケーキを用意しておこう。

母の日が間近なので「母」のことを書きました。

あなたのお母さんはどんな人ですか。

今日から決算感謝祭が始まります。コロナ禍でも変わることなく、応援し続けてくださりありがとうございました。楽しんでくださいね♪