「母が“私”を思い出した理由」
昨日の続きです。
母は現在、認知症を患い、さらに車椅子での生活を送っています。私が会いに行っても、私のことを思い出すことはほとんどありません。

正直、寂しいなぁ…そう思うこともあります。そんな中、先日の面談で職員さんがこう言ってくれました。
「お母さん、息子さんの顔がわかったんですよ」
……まじすか!?
話を聞くと、同じ施設にデイサービスで来ているふじやのお馴染みさんが、チラシを持ってきて母に見せてくれているんだそうです。
そこに写っている私たちの写真を見て、母はちゃんと「息子だ」と答えられるんだと。
目の前の私はわからなくても、チラシの中の私はわかる。やっぱり、ふじやが大好きだった母らしいなぁ、そう思いました。

そして同時に、そのチラシを持ってきて母に見せてくれたお馴染みさんへは感謝の気持ちでいっぱいです♪
10年前、私たちは値段だけを並べた商品チラシを作っていました。正直、あの頃のチラシを「施設に持って行こう」だなんて思わないでしょうね(笑)

だからこそ、“伝えるチラシ”に方向転換して本当によかったと、心から思いました。
認知症の母の脳に刺激を与えるチラシ。なかなか、他にはないですよね。
6日は母の誕生日でした。セイコ店長がミユキちゃんにお願いしてアレンジフラワーを届けてくれました。

私は、これまでのチラシを束ねて母へのプレゼントにしました。

だって、いつまでも母の笑顔を見たいですからね。
投稿者プロフィール

- 長野県千曲市のセレクトショップ「ファションプラザふじや」三代目社長・小林健二、人呼んで「健ちゃん」です!お客様との楽しい日常やファッションのこと、健二の思いを綴ります^^ 日々の息抜きにどうぞお立ち寄りください♪
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